制作A.M
WORK仕事
映像のクオリティは制作進行の働き次第
制作進行は担当する話数のスケジュール管理、原画や仕上げ等の各セクションへの仕事の発注、制作にかかわるすべての素材の管理が主な仕事になります。多くのスタッフとコミュニケーションを取り、また扱う素材の量も膨大なので、細かな状況把握や幅広い知識が求められます。入社当初は何もわからず不安でしたが、周りに助けられながら少しずつ経験を積んでいきました。アニメの制作にはとても多くのスタッフが関わっており、またスケジュールにも限りがあります。各セクション・スタッフの状況を一括で管理して、判断をする役割である制作進行の働き次第で、映像のクオリティが大きく変わります。責任の大きな仕事ですが、その分自らの成長につながり、やりがいを感じられる仕事です。
EPISODEエピソード
担当した作品がSNS企画でファンの選ぶ名シーンに!
制作進行の仕事は作品に直接現れます。自分が良い仕事をしたと思う作品に、好意的な反応が返ってくるととても大きなやりがいと充実感を感じます。アニメというメディア特有ではないのかもしれませんが、ファンの方々はとても熱量が高く、そして細かい部分にも注目してくださっているので、こだわった点に気付いてもらえた時も嬉しい瞬間です。また、SNSなどを通してその反応は現場にも伝わってきます。以前担当した作品では、スケジュールのあまりない状況だったのですが、重要なシーンのクオリティを少しでも良くするため各セクションに無理を聞いてもらいながら、丁寧に素材を回していきました。そのシーンがSNS上での企画で、ファンの選ぶ名シーンに選ばれ、そこに寄せられたコメントを見たときにとても感動し、自分の仕事の意味ややりがいを感じたことを覚えています。